イメージを具象化する|新宿の芸能事務所 クロスライズ株式会社

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2017.04.01

イメージを具象化する

オーディションで芝居審査がある場合、制作会社やスタジオで行うことが多いので、セットなど雰囲気をつくる物は何もありません。(椅子ぐらいはあります) そのような状況で芝居をすることが多くあります。
この時重要になってくことが、イメージを具体的に想像できるかどうか。

例えば
– – – –
着信音が鳴る
携帯をとる

「もしもし、~(略)」
– – – –

という台本があるとします。

なんの変哲もない、日常にもよくあるシチュエーションですが、
芝居を始めるとそのまま携帯を持つ手の形にし、耳にあてて話し始める人がいます。

しかし、日常を振り返ってみるとどうでしょう。
まず、携帯を取り出して、誰からの電話なのかを確認します。
そして、その相手が誰かなのかによって、すぐに出るのか、それとも準備が必要なのかなどリアクションや対応も変わります。

常日頃当たり前にやっている事を具体的に想像し、芝居で再現することが大事です。

「店に入る」というト書き(※)があったとしたら、

ドアがあるのか、ないのか
ドアがあるならばそれはどんなドアなのか
店内にお客さんがどれだけいるのか
どんな店なのか
店員に声かける時、どこに店員がいてどう声をかければその店員が気づくのか

同じ台詞でも話す相手の距離・関係・目線、自分の環境・目的・性格などによって全く伝え方が異なります。演じ手によって変化が見られるのは芝居の面白みでもありますね。

※戯曲や脚本などにおいて、俳優が声に出す台詞以外の部分のこと